- 施術コラム一覧 - 肩こりは肩だけじゃない
一言で肩こりと言いますが、それにはいくつもの筋肉がこり固まった肩のコリの総称です。
肩こりは僧帽筋が固まった状態だと言うのはよく聞く話です。間違いではないのですが人間の身体そんなに簡単だったら肩こりなんてすぐ対処出来ますね。たったひとつを熱心にほぐせば良いのですから!
肩まわりというかその辺りの筋肉には、僧帽筋、板状筋、半棘筋、胸鎖乳突筋、菱形筋、棘上筋、棘下筋、広背筋etcもっともっと肩こりの原因となる筋肉はあります。
これらいくつもの筋肉がその使い方によって硬くなって縮んでそれまで保たれていたバランスが崩れ肩に負担がかかってしまいます。
そこで注目したいのが肩甲骨!肩甲骨周りが凝ってくると前のめりになり肩が前に巻き込むような形になります。そして身体はバランスを取ろうとアゴを突き出します。そうしないと身体はバランスを保てないのです。
試しにオーバーなくらい猫背にしてみて下さい。アゴが前に突き出ると思います。
この姿勢は肩が前に巻き込まれているので真横に腕を挙げようとすると斜め前に挙げてしまいます。真横に挙げようとするには姿勢を訂正する余分な動作も生まれます。
こういったアンバランスな姿勢で動作しようとするといつもより余分な筋肉を使うのでより疲れやすくなります。
では肩甲骨の動きを良くしてあげれば余分な動作も減って肩こりも楽になるのでは無いかと僕は考えています。
癒らく六甲では肩凝りが辛いと来られた場合必ず肩甲骨の施術を行います。
肩だけの施術と肩甲骨を組み合わせた時の施術した後の感覚はまるで違いますよ!