膝痛も特に多い不快症状のひとつです。
膝が痛いと歩くのはもちろん立ったりしゃがんだりするのがいちいちつらくなって動くこと自体が煩わしくなります。
歩行時で体重の3倍 階段の上り下りで5倍の負担が膝にかかると言われています。
歩行時体重の負担がかかる場所なので、完全に安静にすることも難しく動くたびにイタタタとなります。
若年層でもスポーツなどの負担のかかる動きで膝痛を訴える方もいますが、加齢による膝痛(変形性膝関節症等中高年膝痛の9割以上)も多くあります。
女性の方が多く筋肉量が男性より少なく膝に負担がかかりやすい事も要因の一つだと思われます。
長年の負担で軟骨がすり減って痛みが出たりします。
変形性膝関節症の8割が内側が痛むと言われています。これはO脚などの影響だと言われています。
家庭で出来る対処法としては太ももの筋肉を鍛えることで膝が安定します。
やり方の一つとしては、仰向けに寝た状態で膝の下に丸めたタオルや枕を入れてグーっとそれを床に押し付けるように10秒ほど力を加えます。 片方ずつ行います。膝をあまり動かさないでも出来るので、関節にも優しい方法です。
正座や和式便所を避けるなどです。
太ももの筋肉の血行改善も効果的です。膝のお皿の上辺の中央を気持ちいい程度に5秒間押します。
太ももの筋肉を中心に治療していくことが多いです。
膝周りの筋肉。膝痛を長年患うと腰や骨盤周囲の筋肉も硬くなってそのことが悪循環にもなるのでそれらも併せて治療します。
鶴頂、血海、内膝眼、外膝眼、足三里